中秋の名月|2015年10月

 旧暦8月15日夜の月のことをいう。

 現在の太陽暦と昔の太陰暦ではおおよそ40日のずれがある。今年の場合、旧暦8月15日が9月27日になる。旧暦では7・8・9月が秋で、8月は秋の真ん中に当る。

 とは言え9月末に過ぎ去った「中秋名月」を話題に取り上げた。それというのも園児達におなじみの「石井式漢字かるた」の俳句の部で中秋名月を詠んだ次の二句があるからだ。

 今年の中秋の名月にあたる9月27日の晩の新潟地方は晴天にめぐまれた。特に今回は月の軌道が地球により接近し普段より15%も大きく見えるスーパームーンの時期と一致したため素晴らしい満月ショウとなった。

 同じ石井式俳句かるたの中に田捨女(でんすてじょ)作の句がある。

 作者の名前が変わっているので説明を加えると次のようになる。田(でん)は名字で田氏であり「ステ」という名の女性だ。ついでながら石井式俳句かるたには田捨女の他に2人の女性作者がいる。加賀千代女と中村汀女。作者が女性の場合末尾に女をよくつける。そのステ女が「二の字の下駄のあと」の句を詠んだのが彼女がなんと六歳の時だったそうだ。大変な秀才だった。その捨女が次のような月見の句を残している。

「けふ」は歴史的仮名遣いで「きょう=今日」と読む。いつか=五日が三回重なって十五夜の今日の月となるわけ。

 田家の所在は播磨の国栢原(かいばら)で現在の兵庫県丹波市柏原である。もともと織田信勝(信長の弟)に仕えた名家で、明治期には華族・男爵の称号をうけている。昭和時代後半、ジャーナリスト・TVキャスター、参議院議員として活躍した田英夫氏はステ女の子孫になる。

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県立自然科学館訪問

 9月17日(木)、うさぎ、ぱんだ、ぞうの各組全員で鳥屋野潟湖畔の県立自然科学館を訪問。迫力満点の恐竜模型ティラノサウルスを背景にハイポーズ。

 科学する心もそれはそれ、おいしいお弁当の昼食、楽しかったです。時々雨のあやしい空模様でしたが暑くもなくまずまずのお天気。楽しい一日でした。

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新潟市指導員による園児の交通安全教室

 これまで幸いなことに在園児の深刻な交通事故の事例はなかった。しかしこればかりはいつ起こるかわからない。毎年新潟市の指導員が各保育所を巡回して園児たちに交通ルールを分かりやすく指導してくれる。その教室、今年は9月9日(水)、ひよこ組も交えて全員でしっかり受講した。

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