江戸幕府終期の安政5年(1868)、それまで外国との交流を閉ざしていた幕府は長崎、神戸、横浜、函館、新潟の五港を開港しました。それから今年は150周年にあたります。神戸・横浜をはじめ各関係港市ではいろいろな行事を計画しております。
新潟市でもいろいろな行事を計画しておりますが、その中の一つに保育園給食のメニューにそれら5港市に因んだご当地麺料理を取り入れるそうです。
新潟市の給食メニューの計画によりますと、それぞれの港市ご当地の庶民的で安価で親しみやすくて美味しいB級グルメ・メニューから選んだそうです。
まず長﨑はちゃんぽん、神戸のそばめし、横浜はサンマー麺、函館の塩ラーメン、新潟は(ミカヅキ)イタリアンということになったそうです。それを毎月の給食(おやつの場合もあり)の献立に入れる予定だそうです。
聞いているだけでも楽しくなりますね。とは言っても限られた調理時間、設備、手数、予算等々の中ですから、担当の職員の皆さんにとってはご苦労さんです、よろしく頑張って下さい。
ということでまず最初の10月の一番バッターは、19日(木)に「横浜のサンマー麺」です。
サンマー麺と言っても魚のサンマは全然関係ありません。もともとは調理人達のまかない料理だったそうで、とろみを付けた肉そばが原形だったと言われています。横浜市の中華料理店から大戦後まもなく発祥したそうですからおよそ70年の歴史があります。醤油味がベースのスープに具は肉・もやし・白菜、その季節の具にあんをかけた簡単なものでした。しかし当時はラーメンよりボリュームがあり美味しく、あんがかかっているので寒い季節は温まり元気がでるいうことで徐々に人気メニューとなったようです。 サンマーの意味は中国語からで「生碼」と書き、生きのよい具材(碼)の意味だそうです。当保育園の神奈川県出身の職員に横浜メニューが「サンマー麺」と伝えたらナットク顔でした。
この機会に他港市のメニューについても調べてみましたのでそれをご紹介します。
まず「神戸のそばめし」ですが:神戸市のあるお好み焼き屋でそば焼きをみていたお客の一人が手持ちの冷やご飯を一緒に焼いてほしいと依頼したのがはじまりとか。それが予想以上に人気メニューとなり、それに目を付けた大手食品メーカーが「そばめしセット」を売り出したらそれがヒット、さらに阪神淡路大震災がきっかけで全国的に有名になったそうです。
函館の人気グルメのひとつが「塩ラーメン」。もともとラーメン人気が高い北海道。その北海道では、札幌の味噌、旭川の醤油と並んで函館の塩は三大ラーメンのひとつとしての大きな人気だそうです。
函館の塩ラーメンの美味しさの特徴は、ネットの評判によるとすっきりと透明なスープで、さっぱりとしている中に深い旨みが潜んでいて、スープだけ一口、一口味わっていくうちに、気が付かないうちに最後まで飲み干してしまうんだそうです。
次にあまりにも有名な「長崎ちゃんぽん」、太い麺と具材の多いのが特徴です。
最後は新潟ご当地メニューの皆様よく御存じの「みかづきのイタリアン」。これについての説明は略します。
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芋ほり遠足
9月29日(金) 天気晴、場所: 江南区酒屋町、無事に終わりました。
遠足の善し悪しは何と言ってもお天気次第。今回も好天にめぐまれ無事に終わりました。
雨天の場合は「道の駅ふるさと村」へと行程表に記載しましたが、じつのところ前日まではその「ふるさと村」雨天避難時の利用申込み多数のため場所の確保ができるとかできないとかと一揉めし、それでも何とか確保の了解をとりつけたのでしたが、結局そんな交渉も無駄に終わったことを心からほっとし喜んでおります。
とは言ってもまた来年の作付をお願いしましたので来年の好天を今からお祈りします。今回も前日は雨、遠足終了後の4時頃にはひと雨降りました。
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