月別アーカイブ: 2022年12月

不適切保育|2023年1月

保育園での不適切保育に関するニュースが後を絶たちません。当初そのニュースを耳にした時「報道は事実を全て伝えているのか?テレビやニュースは事のすべてを語らず、話題性に富むようあえて部分的な取り上げ方をしているのでは?」と疑わずにはおれませんでした。しかし逮捕者が出るような状況を考えれば、それは残念ながら事実なのでしょう。ごく普通の保育園で、しかも地域では比較的評判の良かった保育園、さらには私たちが住む新潟市の保育園でも起きている不適切保育や虐待事件は、極めて残念であり考えさせられることもたくさんあります。

人材確保が厳しい保育園の状況や保育士の待遇面の悪さなども問題視されています。国の基準では一人の保育士に対し6人の1歳児を保育する配置基準となっており(新潟市の基準では1対3)仮にこの基準で保育士を配置したとすると十分な休憩時間の確保や休暇を取得する事も難しくなってきます。このような労働環境に加え、ここ数年ではコロナ対応も増え、ストレスでゆとりを持った保育が出来ず、その結果子どもを虐待してしまったのかも知れません。しかし本来子どもを守る立場にある保育士はどのような理由があったとしても不適切保育や虐待をしてはいけないのです。ましてやストレスのはけ口を子どもに向けるなどとは言語道断なのです。

どこの保育園でも子どもの健やかな成長を願い、一人ひとりに寄り添う保育を目標に掲げ、また保育士であれば誰もが大切な命を預かる事の重大さは資格を得る過程で十分に学んできたはずです。それでも結果としてこのような事件が複数の保育園で起きてしまっているのです。

どのような場合でも理想と現実には差があり、保育士という職業もその例に漏れないと思います。他の職業に比べたら、むしろ保育士は子どもの頃からの夢を実現させて職に就いている人が多いかもしれません。問題を起こした保育士たちもきっと子どもが好きだから保育士を仕事として選んだのではないでしょうか。子どもたちに慕われる保育園の先生を夢見ていた時期があるのではないかと思うととても残念でなりません。彼らの暴走を周囲は止めることができなかったのでしょうか。

このような不適切保育や虐待の防止策として外部研修を受けさせるのも一つの方法かもしれませんが、それ以前に健全な保育が行えるような環境づくりこそが最重要課題ではないかと考えます。

リモートワーク(在宅勤務)についてのアンケート|2023年1月

赤沢保育園のすぐ横に保護者のみなさまにご利用いただけるようなリモートワークができる環境を準備しようと検討しております。つきましては保護者のみなさまへリモートワークに関する簡単なアンケートにご協力いただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。アンケートはもちろん任意です。アンケートで得られた結果については上記の目的のみで使用し、第三者へ提供する事はございません。

 

アンケートフォームはこちらから ⇒

職員紹介のコーナー|2023年1月

今月はうさぎ組の長谷川先生です。

4月から赤沢保育園で働き始めました。元気で可愛い子ども達に、優しい職員の方たちや保護者の皆様のおかげで毎日とても楽しく充実した時間を過ごしています。

趣味はゲームをすること。子供が成人して手が離れ、自分の時間が増えたので本格的にゲームをやるようになりました。パソコン、プレステ、Switchで色んなジャンルのゲームをプレイしています。コロナ禍で気軽に出掛けたり人と会ったり出来ない世の中になってしまいましたが、ゲーム内で景色の綺麗な所へ行ったり、キャンプや釣りをしながら写真を撮ったりして楽しんでいます。最近はオンラインのゲームで日本各地から、時には世界各地の方々からも遊んでもらっています。(英語は話せないので翻訳必須ですが…汗)

これからも赤沢保育園の可愛い子どもたちのために精一杯がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

ラン活|2022年12月

ラン活は年中さんの冬から始めるのが今では一般的なのだそうです。そもそもラン活とはランドセルを購入するための準備だそうで、年々その勢いは増しているようです。しかしその一方では加熱するラン活に異議を唱える親たちも多くいるようです。私個人としては、一生に一度のことだし良いものを奮発したいという親心も十分理解できるのですが、最近のランドセルの価格を見ると、あまり納得ができません。

若いころ皮革製品の製造に携わったことがあるので高価なコードバン(馬の皮)が使われているランドセルに高い値段が付くのは分かるのですが、合皮のランドセルに5万円以上の値段が付いているのにはどうにも理解に苦しみます。また高級コードバンを使用した10万円以上のランドセルを子どもが毎日背負って通学するということも、いろいろな意味でハラハラして落ち着きません。

ランドセルは江戸末期にオランダから来た布製リュック「ランセル」が発祥とされています。その後、明治18年に学習院で通学カバンとして導入され、昭和30年頃に一般の小学生の通学カバンとして普及したようです。現在も日本国内のほとんどの小学生がランドセルを通学に使用していますが、地域によってはランドセルを使用していない所もあるようです。

京都では「ランリック」小樽では「ナップランド」と呼ばれるナイロン製のリュックが通学カバンの主流です。またアウトドアメーカーのモンベルは富山県立山町と共同で通学用バック「わんパック」を開発、この冬から全国販売されます。(立山町では来春以降、公立小学校に入学する子どもたち全員にこの「わんパック」がプレゼントされるそうです。)どのカバンも皮革製ランドセルよりもはるかに軽く、価格帯は1万円前後と親のお財布にも優しく、使う子どもの立場からみても、ランドセルよりずっとこちらの方が良さそうに思えます。しかしランドセルが主流の地域でナイロン製のリュックをランドセルとして子どもに背負わせるには「ほかの子と違うからいじめられるのでは」という懸念もあり、別の意味で革製のランドセルよりも重いものを子どもに背負わせてしまうようで覚悟がいります。

安全性や機能面、そして子育て世代への経済負担を考慮した上で、前出の地域のように行政や学校側などで一律に取り決めを作ってくれることを願ってやみません。

職員紹介のコーナー|2022年12月

今月はうさぎ組担任の石津先生です。

大好きなソフトテニスがなかなかできず、出産してから自分の体力のなさを痛感し、とりあえずと思いランニングを始めました。朝少し早く起きて走るのはとても気持ちがいいです。最近は寒くてなかなかできませんが・・・💦 また暖かくなったら走ったり、ソフトテニスもしようと計画中です。

今年の10月にあったシティマラソン(ファンラン)に初めて参加しました。タイムは目標達成!!しましたが、次は1時間を切りたい!!とさらなる目標ができました。いつかはハーフマラソンやフルマラソンにも挑戦したいなと思います。