月別アーカイブ: 2021年11月

職員紹介のコーナー|2021年11月

 今月はこあら組担任の鈴木先生です。

 好きなもの:季節のフルーツ、お花を見に行くこと(先日は長岡丘陵公園のコスモス祭りへ行ってきました)スポーツ観戦(柔道、オリンピックは可能な限り観ました)

 嫌いなもの:生クリーム、虫

 保育園の先生になったきっかけ:実家が美容室を営んでおり、将来は母のように美容師になりたかったのですが、お店で子ども連れのお客さんの子どもの面倒を見ているうちに「こういう仕事もいいな」と思うようになったことがきっかけです。

 保育園の先生で良かったと思う事:子どもたちが今まで出来なかったことが出来るようになる貴重な一瞬に立ち会えること

 柔道を始めたきっかけ:小学生のころ、父に近くの道場に連れて行かれたのがきっかけで柔道を始めました。練習メニューはきつくても短期集中だったので続けられました。

 将来の夢:結婚して幸せな家庭を築くこと。海外へ行ったことがないので新婚旅行は海外に行きたいです。(カリフォルニアのディズニーランドに行きたい!)

子供の幸せを願って その1|2021年11月

 子どもの将来のことを考えない親はどこにもいないでしょう。贅沢な望みや過度な期待はしない、月並みな表現ですが、幸せな人生を歩んでもらいたい、親になりたてだった頃は腕の中で眠る小さな我が子を眺めそう願ったものでした。やがて保育園を卒園し、地元の小学校に通うようになると、学校の先生やクラスの友達との人間関係が気になりだしました。学校の成績などは二の次で『どうかいじめなどのトラブルにあわないよう、健やかに楽しい毎日を送ってほしい』そんな祈るような思いで毎朝学校に向かう子どもの背中を眺めて見送ったものでした。

 その後、なんとなく周りの風潮に乗ってしまい子どもたちを学習塾に通わせることになりました。過去の事を後悔することはあまりないのですが、塾に通わせ中高一貫の私立学校へ進学させたことについては、果たして子どもたちにとって良い選択だったのだろうかと今でも半信半疑です。

 自分自身が社会に出て嫌というほど味わった学歴差別を、実は子どもたちの人生を通して無意識のうちに見返してやりたかったのではないかと、そのために子どもたちは遊ぶ時間を犠牲にし塾通いを強いられたことを申し訳なく思わずにはいられないのです。

 結果として荒れていた当時の公立学校には進まずに済んだことは良かったのかもしれないが、じゃあ公立の学校に進んだ子どもたちがすべて不幸で大変だったのかというと、全くそんなことはないはずです。

 子どもの幸せを願って、親は何をすべきなのでしょう。みなさんの選択肢と視野が少しでも広がるよう、私自身が見聞きしたこと、経験したこと、学んだことを今後この場で少しずつシェアできれば良いなと思っています。         (次月に続く)