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総括 第16回 石井式漢字かるた新潟県大会

 中国の古典に「天行健にして 君子はもって自彊にやまず(天行健 君子以自彊不息)」という言葉があります。その意は「天(体)の動きの変わらないように、君子は自分を絶えず鍛えるものだ」と解します。

 この冬は暖冬だといわれながらも一月下旬の大寒に入ると早速日本列島全域は一斉に降雪に見舞われ、天の動きに明らかな季節を感じる。

 日頃の練習の結果が如実に反映するのが「競技会・コンぺテション」の成績結果ではないでしょうか。

 第16回新潟県大会の入賞者の表を一覧すると、これまで余りふるわなかった「赤沢」の入賞が今回目立ちます。年少・中・長児の諺と俳句の五部門のうち四部門の優勝を赤沢の園児が決める好結果には正直のところ驚いている。

 なお、入賞者の一覧表の姓名の表記は、ご覧のように姓を省いて名だけの表記にしました。これは「園便り」をホームページに載せるため、不測の事態への配慮です。

 今回の参加者総数は219名。人数的には現状の大会運営能力・会場の大きさ等を考慮すると目一杯というところ。

 参加園は例年通りの三条市のふじの木、きらきら、本成寺の三園、新潟市内の西蒲区竹野町、秋葉区の敬愛、江南区割野、大会運営幹事園でもある中央区赤沢の7園。東京渋谷上原こども園と弥彦村の弥彦保育園の参加者がありましたが、何れも元々は三条市のきらきら・本成寺の園児が転居されたのが、この大会にぜひ出場したいとのことでこの日のためにわざわざ来場参加された。

 割野、敬愛、竹野町の3園は他の常連4園とは違って参加することの楽しみに重点を置き、順位までは望まれない姿勢、それはそれなりで結構なことです。しかし一人でも入賞すると空気が変わるのではないかとそれを期待している。

 赤沢の今回の予想を上回る好成績には自園のことながら見事な鮮やかな結果と正直驚いた。12月の午前はほとんど毎日のように練習を重ねていたので例年よりはよろしいかと期待はしていたが、5部門中の4部門に優勝する、そこまでとは予想しなかった。せいぜい2部門も取れれば大出来と思っていた。また5部門の3位以内で考えると15人中6人・40%をしめている。園児部門の全入賞者数40名中赤沢は12名と30%になる。

 子どもたちにそれなりの環境と努力練習を繰り返すならばそれなり以上結果が着いてくるものだと今更感銘を深めている。

 来年の大会は1月7日(土)、会場同じくユニゾンプラザを予定している。